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2010年7月22日 (木)

子曰わく、…論語から教わる教訓

「子曰。視其所以。觀其所由。察其所安。人焉廋哉。人焉廋哉。」(論語・為政第二)

〔読み下し〕「子曰(しのたま)わく、其の以す所(そのなすところ)を視(み)、其の由る所(そのよるところ)を観(み)、其の安んずる所(そのあんずるところ)を察(さつ)すれば、人焉(いずく)んぞ痩(かく)さんや、人焉んぞ痩さんや」(痩す=隠す)

〔通釈〕孔子云う、「一にその人の行為をよく注意して視(み)る。二にその行為の拠って来たる原因・動機を観(み)る。三にその人がどんな所に安らぎを求めているかを察(み)る。この様にすれば、その人の正体はすっかり分かってしまうものだ。どうして隠せようか」と。

視る-観ずる-察するという孔子流「人物鑑識法」で、孔子が「人を見る法」を説いたものです。

 【1】人の善悪を知るにはまずその人の行為を調べ

 【2】それが善であるならばその動機を調べ

 【3】その動機が善であるならばさらに善を楽しんでいるかを調べなさい

この三つの手段によって人を観察するならば人はその善悪を隠して知らせないようにすることはできない、言い換えれば、どのような人間であっても自分の本性を隠しおおせることが出来ない、善人は善いことも悪いこともすべて隠すことなく知らせるということです。

これは、「人を見る法」ですが、不動産を見る法にもあてはまるのではないか、善いことも悪いこともすべて隠すことなく知らせる」ことは不動産取引においても重要なことです。

日頃から「人焉んぞ痩さんや」の精神で業務にあたらねばと戒めるところであります。

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